ネコは多頭飼いが面白い!年代別猫との暮らし方

猫と暮らしている愛猫家は、2匹以上の多頭飼いが多いです。食事や健康管理には工夫が必要です。病気も期になります。でも、それ以上に猫同士の関わりを肌で感じることができて毎日ハッピー倍増!もっと猫のことしりたい!という愛猫家に贈る情報発信ブログです。

猫の寒さ対策の絶対注意して欲しいポイント!毛の少ない猫は風邪も注意!

毎日寒いですねぇ。わが家はマンションなので一軒屋ほど冷え込みはしないのですが、それでも朝夕の冷え込みはきついです。

本当は24時間暖房をつけっぱなしにしておきたいのですが、経済状況が許しません。実は先月エアコンとオイルヒーターをつけっぱなしにして電気代がとんでもないことになってしまいました。

 

夏は低い温度でエアコンを稼動させ続けたほうが、点けたり切ったりするより電気代がかからないという事実は実感したのですが、冬場は違いましたー。

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被毛に包まれた猫は寒さに強いってホント?

むくむくの冬毛に着替えた愛猫を見ていると、そんな錯覚を起こしがちですよね。でも、猫はあんがい寒がりです。

 

犬はよろこび庭駆け回り、ねーこはコタツで丸くなる~♪

 

なんて歌もあるくらいです。うちの猫も、ファンヒーターを点けると我先にとやってきて吹き出し口の前を陣取ります。

 

猫種によって超寒がりもいるのだ

猫の品種別飼育頭数をみると、圧倒的に雑種・・・MIXが多いのですが、それでもそれぞれの品種の愛好かもいますね。

 

暑さ寒さに強いか弱いかは、もちろん個体差がありますが、品種によっても違いがあります。それは被毛による違いです。

 

猫の毛は大きく分けて「シングルコート」「ダブルコート」があります。見た目の短毛・長毛とは別の分類の仕方です。

 

ダブルコートとは、オーバーコートと呼ばれる長い毛と、アンダーコートと呼ばれる短くフワフワした毛で構成されている被毛を指します。換毛期にはたくさんあるアンダーコートが抜けて夏毛になります。まったくなくなってしまうわけではありませんよ。

 

シングルコートは、アンダーコートと呼ばれる少し柔らかめの毛も生えていますが、長さがオーバーコートと同じです。

 

ご想像通り、ダブルコートの猫よりシングルコートの猫の方が寒がりです。猫種で言えば、

  • シャム
  • バーミーズ
  • コラット
  • シンガプーラ
  • デボンレックス
  • コーニッシュレックス

などです。

 

対して、日本でも人気の短毛種、ロシアンブルーやアビシニアンはダブルコートです。すっきりボディなので意外ではないですか?ロシアンブルーは原産国がロシアなのでさもありなん・・・ってかんじですけどね。

 

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猫の防寒対策での注意点いろいろ

日本の冬は、ほとんどの地域で暖房器具のお世話になります。エアコン・ファンヒーター・ストーブ・こたつ・・・。

 

人間だって寒いよりあったかい方が良いです。できれば、北海道の家みたいにガンガン暖房を焚いて、冬でも半そでで過ごしたい!(これ、ほんと?)

 

でも、あんまり暑いのもどうかな、と思ったりもします。やっぱり日本に住んでいる以上、季節を感じる生活をしようかな、と。

 

暖房器具を使うに当たって、猫にとって危険がないようにしましょう。

 

石油ストーブは必ずガードを付けて

最近また注目を集めているのが石油ストーブですね。昔懐かしい感じがしていましたが、着火時に電気を使わないで済むことや、レトロなデザインも復活の一因になっているようです。

 

このタイプは、一番ヤケドしやすいので注意が必要です。近寄りすぎて尻尾を焦がした、上部に飛び乗って肉球をヤケドした、なんていう猫さんが冬になると動物病院でも多いそうですよ。

 

私の友人の猫も、以前ぴょんと飛び乗って危うくヤケドをするところだったと聞いたことがあります。四面だけでなく、上部もしっかりガードしましょう。

 

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石油ファンヒーターはチャイルドロックを!

わが家も使っているのが石油ファンヒーターです。あったまる速さは一番ではないかと思います。吹き出し口の真ん前に陣取る猫は多いと思いますが、たいていは熱くなりすぎれば移動します。

 

ただ、シニアや子猫、もしくはつい転寝してしまったりしたら、被毛が焦げてしまうなんてことも起こり得ます。前面のガードはした方が賢明です。

 

あとは、チャイルドロックはかけておきましょう。特に上部にボタンスイッチがあるタイプは、猫が乗って設定を変えてしまったりということも。

 

買い換えるときは、角度が付いていて、猫が乗っても押さないようになっているものがおすすめですよ。

 

こたつの中で猫が脱水症状に!設定温度は低めに

猫にコタツ、もう冬の定番とも言える組み合わせですが、実は猫にとって危険でもあります。熱ければ出るだろうと思っていても、子猫だったりシニアだったり、成猫でも寝込んでしまったりして、酸欠や脱水を起こしてしまうことがあります。

 

一緒に入っているときは、注意してあげていれば大丈夫ですが、猫だけがコタツに入っているときは、温度設定は一番低いかもしくは切っておきましょう。

 

猫だけのお留守番、暖房はどうする?

猫は寒がりだといっても、暖をとる方法は人間よりずっと優れていると思います。居心地の良い場所を本能で察知できるというか・・・。

 

冬になると、ふだんはあまり寄り付かない愛猫2号がのっそりと布団の中にもぐりこんできます。夏は知らんぶりのくせにね!

 

猫のいつもいる場所に、毛布を出しておくとか、湯たんぽを用意するなどで対応することをおすすめします。

 

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外泊など長時間留守にするので心配な場合は、暖房器具を使うとしたらエアコンが良いです。温度設定を低めにして(24℃くらい)夜間だけタイマーをかけておくなど。

 

人も猫も寒い冬を快適に乗り切りましょう!