あけましておめでとうございます。2019年になりましたねー。新年だというのに、目が覚めてまずすることは、愛猫たちのごはんとトイレ掃除という・・・盆暮れ正月関係なくルーティンワークが待っているのでした!
猫たちは、やっぱりいつもと同じように、お気に入りの場所で昼寝をしています。
ペットフード協会調べ、猫の飼育頭数2018
年末に、2018年の全国犬猫実態調査の報告がありました。それによると、前年に引き続き、猫の飼育頭数が犬を上回ったそうです。
調査は1994年に始まり、ずっと犬のほうが飼育数で上回っていました。それが、2017年に逆転したことは、ちょっとした話題になりましたね。
実際の飼育数はこちら↓
- 猫-964万9千頭
- 犬-890万3千頭
猫は、前年比約12万3千頭増えています。ただ、近年の動向として、猫の飼育頭数は横ばいであるのに対して、犬の方が減少しています。
猫は飼育世帯数に対しての飼育頭数が高いです。多頭飼いが多いということですね。
猫が多頭飼いしやすいいくつかの理由
犬派、猫派と言われますが、あんがいどちらも好きーという人の多いです。実際にどちらも飼っている人も少なくないのでは?
わたし自身、猫と暮らすきっかけになったのは道端で弱っている子猫を保護したことからですが、もしその子が犬だったら犬派になって今はワンちゃんと暮らしていたでしょう。
生態も飼い方も違う点が多い犬ですが、愛玩動物としては同じくくり。「将来は犬か猫を飼いたい」という若い人も多いです。
そこで、猫を飼う・犬を飼う ということを比較して、猫が飼育頭数を逆転した理由を考えてみたいと思います。
猫を飼うきっかけは「ネコ様に呼ばれた? 」
飼うきっかけになったアンケートでは、犬と猫ではちょっと違う面が見えてきます。
犬:「以前飼っていたペットが亡くなったから」「ペットショップで見て欲しくなったから」「毎日ペットの世話をできる状況になったから」
猫:「ペットを拾った、迷い込んできたから」「友人/知人などから飼育を頼まれた、もらったから」「以前飼っていたペットが亡くなったから」
こんな結果を見せられたら、犬は人間が自発的に一緒に暮らそうと思ったのに対して、猫は・・・。
まぁ、でも猫らしいといえば猫らしいな、って思いませんか?
猫と犬、飼育で生涯にかかる経費はいくら?
これは気になるところですね。あくまで平均ですが、どのくらいなのか見ておきましょう。
【平成30年 1ヶ月当たり支出総額】
犬猫それぞれの支出総額は以下の通りです。( )は昨年の数字
- 犬に関する支出総額(医療費等含む) ¥10,368(¥10,818)
- 猫に関する支出総額(医療費等含む) ¥6,236 (¥7,475)
生涯必要経費も計算されています。犬は大型犬から小型犬まで大きな差があるので、経費も細かく分かれています。
★犬:全体:1,793,005円
超小型:2,004,449円
小型:1,745,551円
中・大型:1,483,482円
★猫:全体:1,211,526円
外に出る:1,223,802円
外に出ない:1,081,702円
猫は散歩が必要ない!多忙な人でも癒しになるのだ
我が娘も子供にありがちな「ワンちゃん飼いたい」と言う時期がありました。たいていの親は
「毎日散歩行かなくちゃならないのよ!?」
とたしなめて諦めさせようとします。そう、犬には散歩が必須!一部室内犬では『あんまり行ってないー』という飼い主さんも見聞きしますけど、どうなんでしょう?
その点猫はそういった「決まりごと」がありません。もちろん、給餌やトイレ掃除は必要ですが、家の中の家事ということで、それほど負担にはなりません。超多頭飼いの場合は別ですが。
成猫であれば、ある程度のお留守番もできますから、仕事が忙しくて家にいる時間があまりとれない人でも飼うことは可能です。
猫はゆるゆるした社会性を持っている!
犬は集団で狩をする、猫は単独で狩りをする・・・自然界でみられる本体の姿です。猫は孤独を好む、なんて言われるのはこのためですね。
そう考えると、本当は猫って多頭飼育に向いていないのでは?と思います。ただ、猫にも社会性があります。
すでに複数の猫と暮らしている人であれば周知のことですが、猫ってそれほど仲良しでなくても上手くやっていける柔軟性を持っていますよね。
争うことなく確保できる食糧と、安全だと思える寝床があれば、猫同士でケンカを繰り返すことは滅多にありません。小競り合いくらいはありますが。
わが家の面々も、それほど仲良しってわけではありません。でも、そこそこ上手くやってます。猫って平和主義者だなぁ・・・と感心するのです。人間のほうが見習いたいです。