ネコは多頭飼いが面白い!年代別猫との暮らし方

猫と暮らしている愛猫家は、2匹以上の多頭飼いが多いです。食事や健康管理には工夫が必要です。病気も期になります。でも、それ以上に猫同士の関わりを肌で感じることができて毎日ハッピー倍増!もっと猫のことしりたい!という愛猫家に贈る情報発信ブログです。

先住と新入り猫、仲良くなって欲しい!うまくいきやすいケースは?

猫と暮らしたい、それも2匹以上の多頭飼いをしたいと思っているのでしたら、最初から仲良しの2匹を選ぶことが一番確実です。

 

保護団体や個人で保護した人から譲り受ける場合は、希望を伝えれば兄妹や一緒に育って相性が良いことが確認できている子達を紹介してくれます。

 

でも、先住ちゃんがいて新しく猫を迎える場合が多いですよね。相性が良い子同士であれば、どんな方法で対面させようが全然大丈夫ですが、そう上手くいきません。

 

私が最初に多頭飼いになったときは先住3歳半のオス、新入りが生後3ヶ月のメス猫で、10年以上2匹は夏でも団子になって寝るくらい仲良しでした。

 

それでも、2匹が並んで…2匹ともが安心して気持ち良さそうな寝顔をみせてくれたのは、初対面から2週間後でした。

 

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猫の性別・年齢による上手く行きやすい組み合わせは?

まず、私が2匹目の猫を飼おうと思ったきっかけをお話します。当時まだ若いオス猫を飼っていました。私は会社勤めをしていたので、お留守番はありました。

 

でも、ごく普通の勤務体系です。そのほか週末に遊びに行って、帰宅が夜になることはありましたが、大人猫であれば十分対応できる範囲です。

 

ところが、3歳になった頃からすごく淋しがるようになりました。半年ほど休職して、終日自宅にいる期間があったからかもしれません。

 

家に帰ると飛んできてお出迎えはよくあることですが、なんだか鳴き声がかすれてるなぁ、と感じることが続きました。

 

そして、ある時隣人から「猫ちゃんお留守番だったの?ずーっと鳴いてたわよ」と言われました。その頃の私は、猫は単独で飼うほうがストレスなく過ごせるという一般論を鵜呑みにしていました。

 

一人暮らしだったので、愛情が分散するのを嫌がるとも思っていました。ま、これは当たっていたのですけどね。

 

そこで、かかりつけの獣医さんに相談したのです。その答えは、

 

その猫の性格による

 

という、至極当たり前の答えでした。留守番があるのだったら、淋しがりやの子は多頭飼いの方が良いかもしれないね・・・と言われました。相性がそこそこ良いというのは前程ですよ。

 

そこで、2匹目を迎えるのであれば先住猫がまだ若いうちにした方が良い、新入り猫は子ネコが良いとアドバイスをいただき、先住のオス猫が3歳半のときに、生後3ヶ月のメス猫を迎えたのです。

 

柔軟性のある子ネコのうちに多頭飼いにするのがベスト

一番無難なのは子ネコ同士の組み合わせです。でも、子ネコの時代はあっという間ですから、なかなか難しいかもしれませんね。

 

ただ、子猫を拾ったけれど、1匹では淋しいだろうからと譲渡会に足を運ばれる方はあんがい多いです。こういうケースは、たいてい上手くいきます。

 

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先住猫がまだ若くて元気なうちに2匹目を迎える

猫は生後1年で大人になります。2歳で人間でいうと24歳くらい。体力も一番あって元気な時期です。その後は1年を4歳ごとに加算していきます。

 

これは、健康管理上の目安にするために「人間だったら○歳」と言っているだけです。そう考えると、猫はだいたい7~8歳になればシニア期です。人の40代後半にさしかかるころです。

 

体力もだいぶ落ちてきます。そういうときにやんちゃ盛りの子ネコが新しく加わると、かなりのストレスになります。

 

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成猫同士の場合は?トラブルになりやすいケースとは?

先住ちゃんが大人のメス猫の場合は、新入り猫がメスの大人でもオスの大人でも比較的トラブルは少ないです。

 

ただ、先住ちゃんがオス猫の場合は新しく迎える子はメス猫の方が無難かもしれませんね。オス同士はなわばり意識が強いので、トラブルが起きる可能性が高くなります

 

いつでも先住猫を優先するのが上手くいくコツ

先住猫は長年一緒に暮らして個性もわかっているし、情もたっぷりあるので可愛いのは当たり前です。でも!新しく迎えた子が子猫の場合は、その可愛さとは別の可愛さがありますよね。

 

ついついかまいたくなりますが、最初はぐっと我慢です。猫はあんがいじーっと見てます。それに基本的にやきもち焼きです。

 

新入り猫にかまいすぎるとへそを曲げてしまうこともあります。撫でるのも、声をかけるのも、ごはんもまず先住ちゃんから、が基本です。

 

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猫同士がすごく仲良くなることは期待しない

最初は先住ちゃんがなかなか受け入れてくれないこともあります。近付いたら「シャー」と威嚇することもあるかもしれません。

 

しばらくは様子をみましょう。2匹を別部屋で分けた方が良い場合もあります。

  • 目が合うと威嚇し合ってケンカになりそう
  • どちらかが、または双方がビクビクして怯えている

 

また、新入りの子猫が遊んで欲しくて先住ちゃんに付きまとって先住ちゃんが怒ってしまうこともあります。子猫のエネルギーはすごいです。上手く遊んであげられる子も中にはいますが、すごく嫌がる猫も多いです。

 

その場合も部屋を分けたり、子猫をひとまずケージで過ごさせるようにした方が先住ちゃんの負担が減ります。

 

猫同士の初対面は飼い主さんも気を使いますよね。今まで1匹だけで過ごしていた先住ちゃんであればなお更です。

 

どんな反応するのかな?

ストレスで体調崩したりしないかな?

 

意外な面を見ることができるかもしれません。でも、よほど相性が悪くない限りは、猫同士うまく共棲していくことが多いです。

 

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最初の懸念はどこへやら、しばらくすると2匹がぴったり寄り添って寝ている姿が見られるかもしれませんね♪