猫を迎えたらそっと見守りつつじっと観察!

待ちに待った猫がやってきました。

もーう可愛くて可愛くて触りたーい!と思うのは当然ですが、ちょっと待ってください。猫は始めての環境でドキドキです。しばらくはじーっと見守ってくださいね。

 

子猫の場合、よほど怖がりな性格ではない限りしばらくするとあたりをキョロキョロ見回して、少しずつ動き始めます。

中にはまったく物怖じせずにいきなりおもちゃで遊び出す子もいます。

 

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大きな物音は猫を怖がらせます

子猫を驚かせないために、慣れるまでは大きな物音はなるべく出さないように気をつけましょう。リビングにケージを置いた場合はテレビは控えたほうが無難です。点ける場合も音量は控えめにしましょう。

小さなお子さんがいる場合も大きな声を出して猫を驚かせないように気をつけてあげてください。

ブリーダーや保護主宅で最後に食べた食事時間から計算して、持参してもらったフードをケージの中に入れてみてください。

食事をしてトイレをしたら一安心です。

 

初日に体重を計っておきましょう

子猫の健康管理でとても重要なことは体重測定です。子猫はお腹を壊して下痢などした場合あっという間に体重が落ちてしまいます。特に1kg未満の子猫の場合はしばらくの間、毎日計りましょう。

2kgまで計れるキッチンスケールが便利です。

 

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猫の居住空間の再チェックをしましょう

猫を迎えるまでに家の中で危険がないかチャックしていると思いますが、いざ猫が動くとなると予想もしなかった事態が起こったりします。

猫は頭さえ入れば通り抜けられます。子猫の場合はほんとに小さな隙間でも入ってしまうことがあります。特に家具の隙間など目に付かないところは要チェックです。成長するまで塞いでおくことが無難です。

 

普段の生活の中での注意点です。

  • テーブルの上に危険なものはおかない(薬・タバコ等)
  • キッチンの生ごみは出しっぱなしにしない
  • お風呂場のドアを開けっ放しにしない(湯がはってある場合)
  • ドアを開けておくときはストッパーをする(挟まってしまう危険がある)

などきりがありませんが、あとは猫が自由に動き回ったときにあっちでガシャン、こっちでガシャンを繰り返して段々猫仕様に改造していきます。猫と暮らすと望むと望まざるとシンプルライフになっていくのかもしれませんね。

猫を迎える日、何をどう準備すれば良いの?

猫がやってくる日までにとりあえずの猫の居住空間を作っておきましょう。

いずれ室内フリーにするのであってもいきなりリビングに放してしまったら猫も戸惑います。怖がりな子だったらソファの後ろに隠れて何時間も、いえ何日も篭城して出てこない、などということもあります。

 

まずは環境に慣れるまで、ケージで過ごしてもらいましょう。
ケージの場所はリビングでよいと思いますが、窓辺は避けたほうが無難です。
直射日光や窓の隙間によって気温の変化が大きいからです。
人の気配があまりにも気になるようでしたら、布などで少し覆うと良いでしょう。

 

ケージの中には、砂を敷いたトイレ、飲料水、やわらかい布や専用の猫ベッドを用意します。冬場であれば保温のためのヒーターも必要です。
子猫の場合、たいていはそれまで他の兄妹たちとくっついて体温を保っていたので、1匹になった場合保温には気を使ってあげてくださいね。

 

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迎える日はお休みの日の日中がベスト

お迎えするのはなるべく日中が好ましいです。また、普段お勤めの人ばかりで昼間留守にする環境の場合は、週末などなるべく一緒に居られる時間を長くとれる時がベストです。

環境の変化により体調を崩す猫もいますので、様子をしっかり見てあげられるのと、もしもの場合動物病院に連れて行くことができるからです。

 

猫を自宅まで届けてもらう場合も同様です。

 

猫を迎える前に聞いておく項目

ブリーダーから迎える場合でも、愛護団体などから譲り受けるときも事前に聞いておくポイントがいくつかあります。

猫の健康状態については必須項目です。

きちんとしたブリーダーやボランティア団体であったら、しっかり健康管理をしているはずです。

 

糞便検査・ワクチン・去勢の有無(月齢により)は確認してください。

 

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ブリーダーや保護主から用意してもらうもの

子猫は急激な環境の変化で戸惑っています。少しでも不安を取り除くためにも親元から用意してもらうと良いものがあります。

  • 今まで食べていたフード
  • 使っていたトイレ砂

普段でも猫はフードを急に変えるとお腹の調子が悪くなる子もいます。私も猫をお届けするときには普段食べていたフードを2週間分くらい持参します。

トイレ砂はにおいがついているので、用意したトイレ砂に少し足すように入れておくことによってここがトイレだと認識しやすくなります。

 

その他、ワクチン接種済みであれば証明書やブリーダーさんからであれば血統書健康診断書をもらってください。

 

伴侶となる猫を選ぶとき考えておきたいこと

突然道端で子猫を拾ってしまわない限り、猫を飼いたいと思ったときにどのような方法を選びますか?

 

今はインターネットからの里親募集が多いので、ネットを通じて譲り受けることも多いと思います。

私もインターネットの里親募集サイトを利用したことがあります。

 

譲渡会(里親会)に行くことができなくても、たくさんの画像や動画もアップしている保護主さんもいるので、選ぶ目安になりやすい時代になりました。

 

猫を選ぶときに、何を基準にしますか?

好きな毛の色、可愛らしい子猫、好きな品種。 長年一緒に暮らすことになる伴侶ですから、自分の好みであることは重要なポイントです。 しかし、少し客観的に選ぶ基準を考えてみることは、人間にとっても猫にとっても幸せな生活を送る上でとても大切です。

 

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猫の平均寿命は延びています

一般社団法人ペットフード協会調査によると2015年の猫の平均寿命は15.75才だということです。

これはあくまで平均なので個体差があるのは当然です。

最近は、18才を超える長寿猫も多いです。

2015年に天寿を全うした我が愛猫も18才5ヶ月でした。
身近にも15才を超える猫は少なくありません。

 

約20年後も責任持って一緒にいることができるのか 子猫を迎えようと思っている方はぜひ考えてください。

愛護団体や猫の保護主によっても、子猫の譲渡には年齢制限を提示していることが多いです。

 

猫のお世話を具体的にイメージしましょう

猫は犬と違って散歩は必要ありませんが、快適に暮らしてもらうためにはそれなりにお世話をしなければなりません。

給餌、トイレの掃除といった当たり前のことから、健康管理のために必要なこともあります。

 

爪切りはどちらかと言うと人間側にとって必要です。 シャキンと尖ったままではスキンシップ中に爪が当たって傷ついてしまうと人間皮膚はひとたまりもありません。

ただし、猫もシニアになってくると自分で爪の手入れができなくなるので、飼い主が切ってあげる必要があります。

 

猫とは犬ほど容姿に個体差はありませんが、お手入れのしやすいタイプとちょっと手のかかるタイプがいます。

短毛と長毛では、お手入れの頻度も異なります。 キャットショーなどで見る長毛種はさらさらのゴージャスな毛並みが目を引きます。

しかし、長毛の猫は放っておくとたいへんなことになります。

毎日のブラッシングを怠るとあっという間に毛玉ができてしまいます。 毛玉ができたら切ればいいと安易に考えていると大変なことになります。

毛玉というと聞こえは可愛いですが、フェルト化して櫛も通らなくなると毛を刈ってしまわなければならなくなってしまいます。 皮膚にぺったり密着しているので、カットするときに皮膚を傷つけてしまうこともあるのです。

 

ブラッシングには毛玉防止だけでなく、抜け毛を取る、決行をよくするまた飼い主とのスキンシップの役割があります。 短毛種でも週に2~3回は行いましょう。

 

室内飼いの猫は基本的にシャンプーは必要ありませんが、長毛の猫は自分で上手に毛繕いができない場合は必要になります。

 

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猫の性別を決めましょう

猫も性別によって特性があります。

まず体格は男の子の方がガッチリして筋肉質です。 対して女の子は体も小さくしなやかで柔らかな感触です。

性格は男の子はやんちゃで大人になっても子猫のような態度です。 女の子の方がひとりでいることを好みます。

この特性は避妊去勢手術をしても失われません。

 

 

どんな性格の猫が合っているか考えてみましょう

大人になった猫の場合、ある程度の性格はわかっていますが、子猫の場合性格を判断するのは難しいです。

ただ、品種や毛色によってある程度の推測はできます。

 

小学生くらいのお子さんがいて賑やかな家庭では、元気でやんちゃな性格の猫があっていますし、 大人だけの静かな時間を好む場合は、猫も静かな子が良いのではないでしょうか。 家族構成や留守にする時間、家庭内の雰囲気などを考慮して、そこに猫がいる風景をイメージしてみてくださいね。

 

子猫を譲り受けるときに準備したい猫用品リスト

私が猫と暮らすことになったきっかけは、ずばり「子猫を拾ってしまった」からです。

 

ガリガリに痩せた薄汚れた子猫を、ぎこちない手つきで抱いて足早に歩いている私を見かけて、近所のトリマーの女性が猫砂ノミ取り首輪(当時はまだこれだったのですよ)をくれました。

 

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子猫を部屋に入れ、急いで猫缶を買いにコンビニへ走りました。

近くにお店はコンビにしかなかったのです。

動物病院もどこにあるか知りませんでした。

 

とりあえずご飯をお皿に盛り、隣に水を置きました。

猫トイレなんてなかったので、トレーにトリマーさんにいただいた猫砂を敷き詰めて様子を見ました。

 

翌日、動物病院を調べてすぐに連れて行ったところ、

まだ体重は500g程度で、離乳食、それもかなり柔らかめの時期でした。

 

私の買った成猫用の猫缶では全然ダメだったのです。

それでもその子猫はよほどお腹が空いていたのか、朝見ると平らげていました。

トイレには、これをどうやって小さなお尻の穴から出したの!?

というような形状のウンチがありました。

 

無知な飼い主(拾い主)でごめんなさい!です。

 

こんな失敗を何度も経験して、今では猫の譲渡会では準備して欲しい猫用品の説明なんかしています。

参考にしていただけたら嬉しいです。

 

必要な猫用品

  1. 猫トイレ
  2. 猫砂
  3. フード皿
  4. 水容器
  5. フード
  6. キャリーバッグ
  7. 爪とぎ
  8. 猫ベッド
  9. 爪きり
  10. 歯磨きセット
  11. ケージ

 

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迎える子猫の月齢にもよりますが、トイレや食器は成長と共に買い換えるようになると思います。

トイレですが、基本的に猫はゆったりしたサイズを好みます。ただ、市販の猫トイレで大きなものになると、深いものが多いので子猫が入れません。

最初はプラスチック製の深型トレーのようなもので代用しても良いです。子猫はあっという間に成長します。子猫用の小さなトイレを購入しても、すぐに買い換えることになってしまいます。

 

フード皿水容器も、最初は人間用の小皿で良いです。大きなお皿だとかえって上手に食べることができません。その場合もどっしりとしたある程度重みのある食器にしてくださいね。軽い食器だとずりずり移動して食べ辛いです。

 

キャリーバッグは反対で、大は小を兼ねる です。成猫になったときのことを考えて選びましょう。

 

爪とぎダンボール製、麻、カーペット、木製などあります。猫によって好き好きがあるようなのでこれがベスト!というものは残念ながらありません。私はとりあえず安価なダンボール製は常時用意しています。

 

猫ベッドは、子猫が安心して眠れる居心地の良い場所、という意味です。毛布をたたんだ物でも十分ですが、猫用品を揃えるのでしたら、丸型の猫ベッドは猫たちに人気です。

 

爪切りもペットショップに行くと数種類ありますね。猫専用のものもありますが、人間用の爪きりでも代用できます。

ただ、ちょっとしたコツが要ります。人間の爪を切るときと反対に、爪切りを横向きで切ります。猫用でも人間用でも切れ味が悪くなると爪が割れたりする原因になりますので、研ぐか新しいものに交換してください。

 

猫も歯磨きは必要です。ただ・・・習慣として歯磨きをしている飼い主さんはどれくらいいるかというと、疑問です。かくいう私も、全員にできていたかというと答えはNOです。せっかく子猫から育てることになったのですから、ぜひ歯磨きの習慣を付けてあげてくださいね。

 

ケージはなるべくあったほうがよいです。ずっと入れっぱなしでケージ飼いをするというわけではありません。猫にも個室があったほうがお互いメリットは多いです。

まず、家の中に客人が来た場合に入ってもらうことができます。先日ネット回線の工事の人が来ましたがそのときもケージで大人しくしてもらいました。

病気や怪我で大人しくして欲しいときも役に立ちます。

普段は扉を開けっ放しにしておくと、案外自分で入ってくつろいでいます。

 

 

愛猫の幸せライフは少しの知識とたっぷりの愛情

今現在、猫と暮らしている方達はどのように愛猫と出会いましたか?

 

捨て猫を拾った

野良猫を保護した

野良猫が産んだ子猫を保護した

知人から譲り受けた

愛護団体や愛護センターから譲渡された

 

など、さまざまな経緯で家族になったことと思います。

 

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私自身の愛猫も拾った子、個人から譲り受けた子、団体の保護猫の里親になった子・・・それぞれ違います。

そんな経緯はどうであれ、みんな可愛い愛猫です。

快適な暮らしで猫生をまっとうして欲しいと心から願っています。

それでも、今まで知識不足や注意不足で猫に怖い思いや嫌な思い、さらには取り返しの付かない判断ミスで最愛の猫を死なせてしまったこともあります。

 

寿命だったんだよ、

猫は幸せだったよ

 

そう言ってもらってもやはり後悔の念は拭い去ることはできません。

病気で寿命が決まっていたとしても、それまでの生活をもっと快適にしてあげることができたのではないかと思うこともあります。

 

そんな後悔と反省を踏まえ、これから猫と暮らそうと考えている人や愛猫とのより快適でハッピーな生活を望んでいる人(私も含めて)の役に立つ情報を発信していけたら良いな、と思っています。

 

現在私は猫の保護ボランティアにほんの少しだけ関わらせていただいています。

過去には目を覆いたくなるような虐待された猫たちも見たことがあります。

悲しいけれど、物言わぬ小さな生き物をいたぶる人間がいることは現実なのです。

 

それでも、一人でも多くの人が小さな体から大きな愛と癒しを受け取り、彼らを慈しんで大事に育てて欲しい、と願ってやみません。

 

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そのためには、人間とは異なる猫の特徴や体のことを知ることが大事だと思っています。

でも、獣医になるわけではないので病気のことを細かく勉強する必要はありません。

その兆候がわかることが飼い主として一番大事なことです。

 

一足先に天国で待っている愛猫たちが

母ちゃん、僕たち猫のこといっぱい勉強してくれて嬉しいな

 

と思ってくれたらいいな。